メース著「シュタイナー医学原論」を読んで

yam_s2004-02-21

 読んで。というか今、読んでいるところです。メースは1930〜1990ということで結構最近のひとです。でも、シュタイナーの晩年ではありますがすが本人にも会っています。

 なので、

モリス・デズモント著「裸のサル」ISBN: 4043259018
 内容(「BOOK」データベースより)
  わたしたちは人類を生物界において至上孤高のものだとみなしている。しかしそこには一つの重大な認識―人間は霊長類の中で、ただ一種の体毛のない「裸のサル」にすぎないという事実―が抜け落ちている。本著では動物行動学者デズモンド・モリスが、人は「裸のサル」であるという観点から、人間の諸行動を鋭く観察し、奥深く分析していく。高度な文明を獲得したと思っていた人間が、いかに動物本能に支配されているかを思いしらされる一作。

 に対抗して「着衣の天使」という題名の章が「シュタイナー医学原論」に収められていますし、あと、「ドラッグ(それは人間進化に危険なのか)」という章まであります。これらって物凄く現代的問題ではないでしょうか。

 私がシュタイナー遠眼鏡のブログを始めたのも、メースが取り上げた様な現代的問題をシュタイナーの話題として取り上げ、もし今シュタイナーが生きていたらどう考えただろうという今を追求したかったからです。

平凡社刊 L.F.Cメース著「シュタイナー医学原論」ISBN:4582537227