幸福論

 幸福とは、なんでしょう。人間は幸福に成る事が出来るのでしょうか。カルマから考えるとそんなに簡単なものではないと思います。
 カルマは厳しいです。不幸なことを平気で起こします。その渦中にある当人には、とても「カルマの所為」とは言えない様な。

 友がくれた、トルストイの「幸福論」では「他者の幸福を願うのが、自分の幸福の道」と書かれています。これは、シュタイナーというかキリスト唱える所の愛ではないでしょうか。
 しかしながら、そんな生易しいものではないようです。本当に自分はどんな目に遇うか判りません。その覚悟が出来るか。これは、難しいことです。覚悟が無くても、カルマは襲って来ます。

 これを考えたとき、修行をすると、守護天使が離れて行くので一体どうなるのだろうと恐く成ります。
 でも、それが、当人のために、死と誕生の間に自分が自分に用意しているので、なんとも難しいものです。

では、また。