シュタイナーはシュタイナーで読み解く

 シュタイナーを比較文学や比較文明論の様に他の思想と比較したり、哲学史の中に位置付けて論じたりとすることがあるのですが、私は、シュタイナーはシュタイナーで読み解くものと考えています。
 シュタイナーには、書かれたものと、講演録を書物にしたものがあります。書かれたものは秘密文字で書かれています。秘密文字で書かれた本は思考によって読み解くしかありません。そのとき、他の思想との比較は邪魔にはなれ秘密文字解読に役に立つとは私には思えないのです。

 ですので、「いかにして・・・」「神智学」「アカーシャ年代記」「神秘学概論」をみなさんには、繰り返し繰り返し読んで欲しいと考えています。そして、「自由の哲学」それを助けてくれる本だと思います。

 幸い、高橋巌さんの訳ですが、「神秘学概論」「神智学」(違ったっけ)の2冊が文庫本(ちくま学芸文庫?)になっているので、通勤、通学時のお供として
頂きたいと思います。

では、また。