アルミ缶回収

yam_s2004-04-10

 さあ、今日から、経済のエポックに入りたいと思います。

 最初は「アルミ缶回収」です。
 これは、ある公園のホームレスのひとびとの話です。

 ある公園のホームレスの元締めのひとは、ホームレスに新たに入ったひとにアルミ缶の回収を勧めます。アルミ缶は回収業者が買い取ってくれます。一個の値段はかなり低いのですが。これを、元締めは勧めるのです。
 なぜ、勧めるのでしょうか、どうもこのようなことと私は理解しました。
 「出来れば、社会更正して、公園を出て行けるならそれにこしたことはない。それには、労働を忘れ、毎日昼間から酒を飲む様になったら、もう望みが無くなってしまう。」という様なことのようです。

 すずめやカラスは労働をしている訳ではないけれど、生きて行けます。人間はどうも労働なしには生きていけないくびきがあるようです。「ひとはパンのみにて生きるにあらず。」と荒れ野で悪魔に言って、悪魔に負けた、キリストの秘密がここにあると私は思っていあます。

 このくびきを解く道を、今日から貨幣経済を通して考えて行きたいと思います。

では、また。

P.S.巻頭写真は近所の原っぱの野良猫さんです。この子は昔から(3年程前から)居る古株です。