明日は参議院選挙の投票日

 明日は、投票日です。果たして結果はどうなるでしょうか。今後の日本の将来を占う上でその結果は気になるところです。とにかく、最近の政治の流れは、恐いものがあります。それが民意によって果たして是正されるのか、そのままの流れに飲み込まれてしまうのか。私はなんとなく後者の気がしますが。
 その場合、国政にはもう期待出来なくなってします。その時、我々が出来ることはと考えると、それは地域からの改革ではないかと私は考えています。まず、自分の住んでいる町から変えて行く。そして、その時の手段は必ずしも政治ではなくても良い。NGOの様なものの方が、私個人としては良いのではと思います。
 その時の担い手としては若手は大事ですが、昔の古老ではないですがシルバー人材の智慧もおおいに活用して行かないとと思います。まいどさん、そうですよね。
 そして、その中では地域通貨を通した経済問題への取り組み、地域でクローズドした流通の取り組みなどのアイデアもあるかと思います。その点では、第三の道を目指した、ボイスの足跡が参考になるのかも知れないと考えていますが、まだ私は勉強不足で今後の課題です。

 ということで、明日はみなさん、どの政党、どの候補者に投票するとしても、まずは投票所に足を運ばれてはと思う次第です。

では、また。

現代教育における主知主義

 昨日は七夕。みなさん七夕の夜をいかがお過ごしだったでしょうか。ちなみに私はなんのロマンもなく深夜まで残業でした。(^^;
 さて、今日のお題は現代教育における主知主義と大仰ですが、要は進学塾についてです。
 家の息子が中3で今年受験なのですが、受験生の夏は正念場。我が家はマスプロ塾ではなく、私が子供の時に通っていた、同級生のおかあさんがやっている私塾に通っているのですが、地元のマスプロ塾からの勧誘も来ます。その中で、びっくりしたのが、ある大手進学塾の夏期講習の日程です。ご丁寧に、プリンスホテルでの夏期合宿、お盆特別講習もあり、全てを受講すると、夏休みは日曜日を除いて全て塾という日程(全25日かな)になります。ここまで勉強しなきゃいけないのか。ここまでやるのか、という感じです。これって勉強のし過ぎではないでしょうか?つまり、乱暴ですが現代教育における主知主義ということです。
 なんでこんな講習があるのかと考えましたが、親からのニーズではないかと思います。親としては家にいる子供に毎日勉強しろと言うより、塾に行かせて塾に全て任せてしまった方が楽だし、安心だからではないかと言うことです。
 その25日間で繰り広げられるのは、シュタイナー教育とはかけ離れた、生徒同士の競争心を大きく煽った受験に通るためだけのいびつな教育です。高校受験のための中学の内申書の存在も、現代の子供をいびつにさせている大きな問題と考えて来ましたが、この塾の実情も知ってみるとあらためて考えさせられる問題でした。

では、また。
 

キリストが寄り添う

yam_s2004-06-29

 抹香臭い、いや、キリスト臭い投稿にて失礼致します。

 経済ブログの思考の糸が私の中で切れてしまいました。ですので、経済エポックは申し訳ありませんが中止致します。
 テーマを決めると逆にその話題以外が投稿しにくくなるという弊害があるので、初心に戻って、日々の毎日の生活の中で気付いたことを題材とすることとします。

 さて、今日の本題ですが、
 電車の中で隣のひとのパソコンの中で、キリスト教に於ける悟りについて書かれている文章が目に飛び込んで来ました。文章の詳細は残念ながら失念してしまったのですが、その時、気付いたのは、「境界の大守護霊たるキリストは自分の苦難に寄り添って存在してくれている。」でした。
 パッションという映画が今やっていますが、キリストの受けた苦難に思いを馳せる時、今自分が受けている苦難はキリストと同じ様に苦難を受けているのだということ。そして、キリストはその苦難に立ち向かう自らの傍らにつねに寄り添っていると。

では、また。

P.S.
巻頭写真は、久々の登場の今日の我が家のうさちゃんです。

はてなグループが誕生

 "はてなダイアリー"でブログをやってますが、ブログ本来のトラックバック(日記間の相互参照リンクみたいまもの)がなかなかつかない。それに気づいたのか、"はてな"が"はてなグループ"というものを作りました。(昨日5/21正式リリース)

 そのトップページは → http://g.hatena.ne.jp/
 巻頭コメントには以下のとおり、
はてなグループは、ウェブ日記=ブログとキーワードを組み合わせた全く新しいグループウェアです。日付ごとに日記をつけながら、グループで共有する情報をキーワードにどんどん蓄える事ができます。キーワードはグループだけで共有でき、使い方はそれぞれのグループしだい。ユニークな機能満載のはてなグループをぜひご体験ください。」

 そこで、はてなグループでシュタイナーを作ったら参加しても良いという方はいらしゃいますか。いっしょにグループを作っていただける方はyam_sまでメールか日記にコメント下さい。

 では、また。

ちょっと気になりましたので、コメントします。

 P2PソフトのWinnyの作者が逮捕され、関係者に衝撃を与えています。
 昨今、経済問題を取り上げていますが、実はソフトの世界のオープンソースというものが、今後の経済活動を変えてしまうのではと私は密かに期待しています。
 オープンソースでは、ソフトを社会的インフラとして、ひとびとに無償で提供しようとしています。製作物には必ず対価が伴うという現状の経済の概念を越え、究極のシュタイナーの言うところの経済の友愛を実現しようとしているように私には思えます。
 これに対しての著作権というものは、音楽産業やソフト産業の経営を守るためのものに私には見えてしまいます。石油資本のためにイラク戦争をおこしたブッシュ大統領ではないですが、京都府警は企業のために開発者を逮捕をしたのではないかと感じてしまいます。
 アーティストの中には、自分たちの芸術を無償で提供しようと言うひとびともいます。彼らは自分のHPで楽曲をただで提供しています。『もし、気に向いたらお金を払ってね。」というスタンスなのです。音楽産業やソフト産業は本来は人類の共有財産である人間の精神の成果物で儲けすぎているのではないでしょうか。
 美術館に行けば、かなり安い金額、あるいは場所によってはタダで何億円もする美術作品は鑑賞できるではないですか、これが真の経済の友愛の姿ではないでしょうか。

 まったく、精神の自由に反することがいろいろ起る昨今はまことにいやな雰囲気ですが、みなさんはいかがお考えになりますでしょうか?

では、また。